Photo by Alexandra Gorn on Unsplashこんにちは。インテリアコーディネーターの稲光沙織です。
美しい家具のレイアウトやオシャレな家具に憧れる事ありますよね。
でもそんな時は一旦その思いを置いて自分のライフスタイルをじっくり見返してみてください。
先日お部屋のレイアウトでこんな相談をいただいたきました。
ご夫婦とお子さん (5歳) の3人暮らし、3DKの間取りで、そのうち6畳と4畳半の部屋をつなげてメインの部屋にしていらっしゃいました。

そこにTV台とベッドを置いて、夜は家族でベッドに横になってテレビを見てらっしゃるそうなんですが、奥様は居間として使っている部屋にベッドを置くことに抵抗を持ってらっしゃいました。

その居間にはソファもあるし、ベッドを移動するなどの案をご提案もしたのですが、よくよくお話を聞いてみるとベッドからテレビを見るのがとてもリラックスできるという、強いこだわりを持ってらっしゃることが分かりました。
確かにLDKというとソファにリビングテーブルテレビ台と言う組み合わせが一般的だと思います。またお友達を家に呼びにくいなど、来客面を気にするのもわかります。
しかしそのレイアウトが住まう人に寄り添ってなく、
テレビの前にベッドがあくまで快適なのであれば、それを起点にお部屋作りを始めることをおすすめしました。

例えば睡眠時以外は掛け布団を収納し、ベッドにたくさんのクッションをおいてソファのように使用する。「ベッドの上をリラックススペースと決める」ことで「こんな置き方したらまずいのかな」とう気持ちから「私たちの生活にはこのレイアウトが合っている」と認めてあげることをおすすめしました。

知らず知らずのうちに自分にとって快適と思う気持ちを置き去りにして「正しい」とか「一般的な」とか外の基準でお部屋作りをしてしまう。
私自身今回のご相談で「ベッドを中心にしたお部屋作り」という新しい価値観を教えてもらいました。
いくらおしゃれでかっこいいお部屋でもあなたの毎日の暮らしに沿っていなければそれはあなたにとっての理想の暮らしとは限りません。外の憧れの空間に目を向ける前に「私にとって快適な空間ってなんだろう」とまずは内の声に耳を傾けてみてください。

